「孤独」

●辛いときと必要なときがある。

少し前、孤独について「辛かった」ので、調べたり本を買ったりした。

肯定的な考えが多かった気がする。

確かにずっと、誰かと一緒にいると何もできない。

私の場合、本を読んだり調べたり。

それらを「成長」と捉え「孤独は必要」と考える。

私も「そう思う」。

だけど、辛く感じるときもある。

でも、「孤独はいいことなんだ」と言い聞かせることに違和感があった。

この感じが「何かに似ていた」。

・・・そう、ポジティブ・シンキング。

以前、流行った気がする。

私は、ネガティブ・・・というか、不安に感じやすい。

それを「無理矢理」、「ポジティブに考えなくちゃいけない」と考える程、苦しくなった。

まるで、自分で自分を責めているようだ。

ある時から、「不安に感じることを受け入れる」と、結果的に以前よりポジティブになった。

だから、「辛いこと」を一旦、自分に受け入れた。

孤独の肯定的な部分は置いておいて。

すると、不思議と以前より気持ちが楽になった。

冒頭の状態から何も変わっていないのに。

様々なことには二つの側面がある。

ポジティブの良い所とネガティブだからこそ気付く所。

孤独の良い点と辛い部分。

無理矢理、逆の考えに押し込めようとすると余計辛くなる。

自分に対し、辛い、苦しい、を素直に認めると案外、思考が前に進む。

そして、自分で抱えきれなくなったら素直に相談すればいいのではないか。

孤独とは「人数」ではない。

大勢の人に囲まれても孤独を感じる時もある。

一人のときに孤独を感じないときもある。