「動機」

●行動の原因。

お金持ちになれば尊敬され羨ましがられ異性にもモテる。

己を示せる。

そういった気持ちは正直に言えば、ある。

生活も今より楽になる。

あれを買い。

これを買う。

あちらの女性を誘い。

こちらの女性を誘う。

この動機は不純か?。

エネルギーであることは確かだし、折れそうな心を再び動かす動機にもなる。

ただ、この動機「だけ」だと無限である。

もし、砂浜の砂利が全てダイヤモンドだったらどうだろう?。

喜んで拾うだろう。

一つ、二つ、三つ、四つ・・・。

一分、10分、一時間、二時間・・・一日、ひと月、一年、十年・・・百年?。

欲しい・・・それは確か。

ただ、気付けばダイヤモンドを拾うだけの人生だった・・・。

それが悪い訳ではない。

幸福、満足は人それぞれの千差万別。

ただ、私の場合「それだけ」では心の平穏は手に入らない様だ。

迷った時、まず一番素直な動機に気づくことで、見えなくなった道が再び現れるかも知れない。