家族への想い。

 もう、10年以上前だが父親が亡くなった。父親とは自分が中学の時、離婚してからは会っていない。亡くなる10年くらい前に、施設から「援助ができないか」と自宅に手紙が届いたが私は断った。父親は離婚する数年前から、生活費を入れなくなり、親や兄弟は大層苦労したそうだ。私はまだ、中学生というのと本来の馬鹿が祟り、毎日、ファミコンと鬼ごっこに興じていた。

特別な恨みはなかったが 葬式には行かなかった。

良い思い出もあった。釣り堀に行ったり家族でタクシーに乗りデパートに行きゲームや服を買ってもらい皆で食事をしたりなどの思い出もある。

特別感謝する事もなかった。

私は今の家族の事、新しく家族になった親戚の人達、その子供達が好きだ。

 何年一緒に暮らした、血が繋がっている、などの理由で好きになったり、嫌いになることは無い。付き合いのある友人の収入も学歴も知らない。どんな経歴であれ、自分に合わない人とは付き合いたくないものである。

「仲が良い」という事に越したことは無いとは思うが家族とはいえ画一的(かくいつてき→何もかも一様にそろえるさま)に決められる問題ではないと思う。

「いけない事」だとは思わない。

自己紹介

40代男性です。20歳の時にパニック障害が発動しました。

現在は大分落ち着き寛解の状態です。

「不安、パニック障害の放課後」というブログもやっております。宜しければご覧いただけたら幸いです。

https://hi-ro-diary.com/